4月下旬、トランセンド・ジャパンが開校いたしました。
今年はパイロットとしてのスタートではありますが、トランセンド本校が20年にわたり磨き続けてきたプログラムを、日本語で提供できる体制が整いました。
これにより、日本で初めてICF(国際コーチング連盟)とEMCC(欧州メンタリング&コーチング協議会)の両方の資格認定が可能なスクールが誕生しました。
この実現にあたっては、多くの方々のご協力とご支援があり、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
達成感を大きく上回る、今のこの感情は「喜び」です。
これまでの人生のほとんどにおいて、仕事とは何らかの形で関わってきましたが、
仕事そのものを「喜び」と感じられるようになったのは、コーチングとの出会いがあったからだと思います。
喜びの根源は、人とのつながりにあります。
そして、そのつながりがコラボレーションや成長へと形を変えていくとき、そこに大きな喜びが生まれます。
実際、日本校開校までの道のりには数年以上の時間がかかりました。その間には多くのつながりと喜びがありましたが、同時に挫折しそうになった瞬間も少なくありませんでした。
4月20日には、早稲田ビジネススクールとコラボレーションし、「21世紀のリーダーシップとコーチング」をテーマに、2時間のセミナーを実施しました。
MBAの現役生および卒業生、約20名の方々との出会いは、私にとって非常に貴重な経験となりました。
すでに第一線で活躍されている方々が、コーチングを通じてさらに自分らしいリーダーシップを探求し、AIを一つのツールとしてどのように活用していくのか、そして自分のポテンシャルをどのように最大限に引き出していくのか――そうした問いに向き合う姿が印象的でした。
何より、参加者の皆さまの目が輝いていたことが、強く心に残っています。
24日からは3日間の対面授業がスタートしました。
初回のコーホートは、すでに一定のコーチング経験をお持ちの方が多く、また学ぶことに対して非常に高い意欲を持ったメンバーが集まり、非常に質の高い学びの場となりました。
大人になると、学友や仲間と呼べる存在に出会う機会は決して多くありません。
コーチングスクールでは、実践を重ねる中で、お互いにある程度自分を開示することが求められます。
そのためでしょうか、ここで出会う仲間は、利害関係を考えずに関わっていた幼少期の友人のような純粋さを持っています。
一方で、学びの内容は、その人の経験や在り方を浮き彫りにします。
一人ひとりの「自分らしさ」が際立つ瞬間に立ち会えることは、私にとって特権のように感じられます。
この1週間を通じて、多くの対話を重ねる中で改めて感じたのは、人とのつながりの力でした。
参加者の皆さまが、ご自身の課題やこれからの希望を言葉にし、AIが何を可能にするのか、そして私たちは何を大切にすべきなのかを共に考え、言葉にならない思いや感情を少しずつ言語化していく――
そのプロセスを共に歩む中で、「人であること」の価値と可能性を改めて強く実感した1週間でした。
私たち全員が持つ、大きな力。
それは「自分」という存在です。
その「自分」をどのように理解し、どのように扱い、どのように活かしていくのか。
そして最終的に、その「自分」をどのように周囲や組織、社会とつなげていくのか。
忙しい日々で振り返ることのない大人。
立ち止まることなく、次へ次へと進み続ける中で、
「自分」を深く理解する機会は、実はとても限られています。
しかし、その「自分」こそが、
すべての意思決定の起点であり、
すべてのリーダーシップの源泉です。
だからこそ、問いを持ち、対話を通じて、
自分自身を見つめ直す時間が必要なのだと思います。
トランセンド・ジャパンは、
そのような「自分と向き合う場」を提供し続けていきます。
コーチングを通して、自分の人間力を高め、人の可能性を引き出す力を育てたい方へ。
まずは対話から始めてみませんか。
お問い合わせ:tamamis@transcend-intl.com
